こんばんは、旅好き関西人のかなこです。
バリ島へ旅行へいくと偶然にも島中の灯りが消えるといわれる「ニュピ」の日だったんです。
その日の満天の星空が圧巻。
ニュピはヒンドゥー教の暦「サカ暦」の新年にあたり、バリ島民にとって、とっても大事な日です。
われわれ外国人観光客がマナーを持って過ごすための注意点も紹介します。
外出すると逮捕ともいわれるニュピの夜にハプニング発生!?
ぜひ最後までご覧ください。
バリ島の静寂の祭「ニュピ」とは
ニュピはヒンドゥー教のサカ暦でお正月のこと。年末年始よりも重要な日と言われています。
バリ島の島民の約90%がヒンドゥー教といわれており、この「ニュピ」の日は断食と瞑想に専念するため、すべての商店も休業で、島中の灯りが消え静寂に包まれます。
バリ島の「ニュピ」はいつ?時期は?
直近のヒンドゥー歴の正月(ニュピ)です。
- 2017年3月28日
- 2018年3月17日
- 2019年3月7日
- 2020年3月25日
ニュピの時間は、当日の午前6時~翌日の午前6時の「24時間」で、この間は静かに過ごします。
バリ島の静寂と祈りの日「ニュピ」のルールと注意点
- 外出禁止
- 商売をしてはいけない
- 電気・火を使ってはいけない
ニュピの日はバスや船、飛行機も運行していません。なんとこの日はデンパサール空港まで閉鎖されます。
ニュピの前日の祭「オゴオゴ」の儀式は見応えあり!
ニュピの前日は、島民はこの悪魔をかたどった人形をかついで島中を練り歩き、ニュピの前日の最後には悪霊と一緒に燃やす「オゴオゴ」という儀式があります。
島中に太鼓の音が響き渡り、どの道もすごい人だかりです。これが朝から晩まで続きます。
ニュピの前日にショッピングを楽しみ、夜まで食事やお酒を目一杯楽しみ、いよいよ明日はニュピの日です。
バリ島の静寂の祭「ニュピ」当日の過ごし方
やってきました「ニュピ」当日。
観光客といえど、一日ホテルで静かに過ごします。

現地の風習に合わせることも、旅行の楽しみ方の一つ!
すでにホテルの入り口にはブルーシートが掛けられ、光が外に漏れないようになっています。
他の観光客の方もロビーやプールにいます。
バリ島の新年ニュピを過ごす「ホテル選び」が大事
ニュピを過ごすホテル選びが非常に大事になってきます。
ホテルによってはニュピを過ごすためのアクティビティが開催されていたり、併設されているプールやジムで時間を過ごすことできます。
わたしたちも朝からプールで遊びました!
ニュピの日の「サービスの有無」は事前に確認
ほとんどの商店が閉鎖されている為、水や食料を調達しておく必要があります。
ホテルでトランプやボードゲームの貸し出しもおこなっており、ルームサービスも通常通りあったのでホテル内で簡単なご飯をたべることもできました。
外出すると逮捕!?「ニュピの夜」は明かりを漏らすな!
ホテルで部屋の電気を消し、カーテンを開けると圧巻の星空が広がっています。
が!!
屋根の上に赤いライトを持った何者かがいます。
「外出すると逮捕」とも聞いていたので、

え、屋根の上に人?こわ!
と友人と騒いでしまいました。
ホテルの管理人さんでしょうか、それとも、悪霊!?
バリ島の「ニュピの夜」は満天の星空に感動!
そして、ニュピの夜、満天の星空に感動です!
これほど美しい星空は見たことがありません。
島中の人がカーテンを閉め切り電気も火を使わないとなると、これほどまでの星が見られるのかと感動しました。
ニュピの日はお店も閉まりアクティビティもなく意外と安くなっています。
この時期に合わせてバリ島を旅行するのも狙い目かもしれません。